当たり前のようにニキビがあったあの頃

学生の頃から気づけばニキビが出来ていて、気づけば数も増えていて、気づけばニキビがない時なんてなかったよなぁと今振り返ってみても思う。当たり前のようにあったからか、年頃の女子にしてはあまり気にすることがなかったが、あの頃の写真を見返すと、もう少し何か隠してみたり、治す方法を調べて実行してみてもよかったんじゃないかと思うくらい10代とは思えないほど切ない肌をしている。

モイスポイント

社会人になると飲み会が増えたり、朝帰りをすることも増えたり、生活はガラリと変わり、やはりそれと共に私の顔にはニキビがいた。顎の下、口周り、1つではなくいくつも重なって出来たりしていた。当時付き合っていた彼氏が友達と話しているところを聞いてしまった。「あいつと結婚してもいいかなぁって思うんだよね。楽しいし。

でも…ニキビがなぁー…」えっ!?なになに?ニキビがあるのが結婚に踏み込めない理由?なにそれ……その時初めて、やっと、ニキビが憎くなった。その彼とは結局別れた。それから生活は自然と規則正しくなっていって、ニキビもそれと同時に落ち着いてきた。

それから2年ほど経ち、私に異変が起きた。子宮が痛くなったのだ。心配になり病院に行くと、多嚢胞性卵巣症候群と診断された。「このままでは子供はできないよ」一気に頭が真白になった。多嚢胞性卵巣症候群。それはホルモンバランスが原因と考えられているそうだ。子供が出来にくい体と知って、妊活をはじめ、今の旦那と結婚してから不妊治療を始めた。不妊治療をして2年目、我が子を授かり、この腕で抱くことができた。あの頃、当たり前のようにあったニキビは、今思えばサインだったように思う。体が、ホルモンバランスが乱れてるよ。

だから夜更かしとかしちゃだめだよ。早めに婦人科行ってみた方がいいよ。そんなふうに教えてくれていたような気がして、ニキビはそんな憎いものじゃなくなった。サインを無視しちゃっていたんだなぁと思う。だから、どうか、今ニキビで悩む女の子たちに伝えたい。痛いね、切ないね、でもそれはサインかもしれないよ。

短いスカートかわいいけど、体冷やさないでね。友達や彼氏と楽しい時間いっぱい過ごしたいけど、夜更かしはあまりしないようにね。いつかあなたが心から一緒に居たいと思える人と一緒になって、その人との子供が欲しいと思った時、手遅れにならないように。自分の体を大事にしてね。あの頃の私に1番言いたい言葉です。